読書メーター7月分

7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2904ページ

剣の輪舞 増補版 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-3) (ハヤカワ文庫 FT カ 2-3)剣の輪舞 増補版 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-3) (ハヤカワ文庫 FT カ 2-3)
人物整理しながら再読しなければ・・・
読了日:07月31日 著者:エレン・カシュナー,Ellen Kushner
コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫)
読了日:07月24日 著者:塩野 七生
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
すばらしく面白かった。二人で一つ、超人的な双子の話。男−男の歪んだアンドロギュヌス?戦争が描かれているにも関わらず真に恐ろしいのはこの双子。何故かねこぢるを思い出した。あっちは子供らしい無邪気な残酷さ、という感じだけど、こっちはもはや人間味がなくて宇宙人みたいだからな。だとすると即位前の天照とか・・・。驚愕のラストの後、分かれた二人はどうなるのだろう。「人間」として進化をはじめるのかな?
読了日:07月21日 著者:アゴタ クリストフ
すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた (ハヤカワ文庫 FT)すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた (ハヤカワ文庫 FT)
太陽の光が強すぎて、その影との強烈なコントラストに現世を超越した世界が見えるような・・・そんな風景が浮かびました。旅先で読みたい本だな
読了日:07月17日 著者:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
九百人のお祖母さん (ハヤカワ文庫SF)九百人のお祖母さん (ハヤカワ文庫SF)
レベルE不条理日記で名前を知っていた本。意地の悪いグロテスクさが、ハイペリオンの神父の話みたいだと感じた。作者の変人ぷりからも、イメージするのはアメリカのアウトサイダーアート。此岸のダーガー、というのは言い過ぎかもしれないけど、SFってのは少なからずパラノイア的側面をもつと思うのです。
読了日:07月16日 著者:R.A. ラファティ,R・A・ラファティ,浅倉 久志
くらやみの速さはどれくらい (ハヤカワ文庫 SF ム 3-4) (ハヤカワ文庫SF)くらやみの速さはどれくらい (ハヤカワ文庫 SF ム 3-4) (ハヤカワ文庫SF)
ちょっと切ない映画一本見たような読後感。フェンシングについての描写は、フィクションなのかがよく分からないが、話のアクセントとして非常によいと思った。全編通して何故だかイメージされる映像はずっと夜の風景。おそらくタイトルからなんだろうけど。
読了日:07月10日 著者:エリザベス・ムーン
ようこそ女たちの王国へ (ハヤカワ文庫 SF ス 16-2)ようこそ女たちの王国へ (ハヤカワ文庫 SF ス 16-2)
世界の果てで全力で「それ何てエロゲ」と叫びたい!いや、実際これはエロゲにしたら相当おいしんじゃないかと思うのだが。男性だけじゃなくて女性も釣れそう。あと、エイリアンテイストの時も思ったけれど、食べ物の描写が何ともうまそうでイイ。
読了日:07月01日 著者:ウェン スペンサー

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