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雲田はるこ「野ばら」のカバー下特別ふろくに感動した話

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BL漫画の話ですよー(クッション)待ち望んでいた、雲田はるこ先生の2冊目の単行本「野ばら」、素敵でした。本編の具体的感想はいろんな人が書いてそうなので割愛(しようかと思ったけど簡潔に→)。ただただ、期待にたがわず、すごくよかったです。好きです(告白)
それでですね、カバー下に「おパンツ表」として登場キャラクターのパンイチ比較イラストが載っているのですが、これがもう素晴らしかったのです。肉体のバリエーション!そうですよね、整った体型だけがセクシーなんじゃないよね!むっはー!
何だこの感動は。と思い一人で納得したのは、ああ、女性も男性の肉体そのものを欲望の対象にしていい、というかそういうのが当たり前な時代なのか!ということ。え、何を今さらですか?別にフェミな立場でもなんでもないんですが。男性が女性に対して、貧乳だの巨乳だのぽっちゃりだの170センチ以上でホットパンツにショットガンだの…って欲望するのは太古の昔から普通だったのに対し、女性の視点が男性の肉体を性的な意味で愛でる、という文化は実は新しいんじゃないか?少なくとも、少女漫画の文脈(2次元に限った話ではなく、メディアは少女たちを少女漫画の文脈に閉じ込めて来たのでは)で、少女たちがずっと欲望していたのは肉体よりも『顔』だったんじゃないのかな。そこに肉体的な視点が持ち込まれたのはBLの台頭と無関係ではないはず。
ということで、鋭角顎、8頭身以上の男性キャラばかりの時代は終わった!(まだそういうのもたくさんあるんだろうけど)もっと老若男女を脱がそうぜ(脳内で)これからどんどん女性向けBLと男性向けエロとさらにLGBT的視点が越境するんだろうな、と思うと楽しみです。*1

野ばら (MARBLE COMICS)

野ばら (MARBLE COMICS)

*1:野ばらのみみクンシリーズは既に越境の臭いを感じ取りました